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技人国申請で雇用理由書が必要になる場面|会社が「なぜ雇うか」を説明する
まず押さえたいポイント
雇用理由書は、会社が「なぜこの外国人を、この業務で雇用するのか」を説明する書面です。技人国の必須書類ではありませんが、新設・小規模な会社の申請、専攻と業務の関連が一見弱いケース、業務の専門性が伝わりにくいケースなどで、申請の説得力を高めるために有効です。要点は、雇用の必要性と業務の専門性を、会社側の視点で具体的に説明することです。
雇用理由書が有効になる場面
雇用理由書が特に役立つのは、実績の少ない新設会社や小規模会社の申請、申請人の専攻と業務の関連が一見分かりにくいケース、業務の専門性が職務内容説明書だけでは伝わりにくいケースなどです。会社がその人材を必要とする背景を説明することで、雇用の実在性と業務該当性を補強できます。
書くべき内容
雇用理由書には、会社の事業内容、その外国人を採用するに至った経緯、担当してもらう専門業務の中身、申請人の学歴・経験がその業務にどう活きるか、なぜその人材が必要なのか(外国語や専門知識の必要性など)を、会社の視点で具体的に書きます。職務内容説明書と内容が一致していることが前提です。
他の資料と整合させる
雇用理由書は、雇用契約書・職務内容説明書・申請人の学歴資料と矛盾しないことが重要です。会社が説明する雇用の必要性と、実際の業務・報酬・申請人の経歴が一貫していると、審査官が事業と雇用の実在性を理解しやすくなります。誇張ではなく、事実に基づいた具体的な説明を心がけます。
確認しておきたい資料
どの資料が必要になるかは、個別の事情によって変わります。ここでは、業務内容や会社の状況を説明する際に確認しておきたい資料を挙げます。
• 雇用理由書(雇用の必要性・業務の専門性)
• 職務内容説明書(整合の確認)
• 雇用契約書・労働条件通知書
• 申請人の学歴・職歴を示す資料
• 会社の事業内容・規模がわかる資料
• 会社のカテゴリーに応じた提出書類
よくある質問
Q. 雇用理由書は必須ですか?
必須ではありませんが、新設・小規模企業や関連性が見えにくいケースで有効です。
Q. 何を書けばよいですか?
事業内容、採用の経緯、業務の専門性、申請人の経歴が業務にどう活きるかを具体的に書きます。
Q. 職務内容説明書との違いは?
職務内容説明書は業務の中身、雇用理由書は会社側の雇用の必要性を説明する書面です。整合が前提です。
まとめ
技人国申請で雇用理由書が必要になる場面は、個別事情によって説明の組み立てが変わります。業務内容、学歴・職歴、会社側の資料に食い違いがないかを確認し、制度上説明できる範囲で丁寧に示すことが重要です。判断に迷う場合は、申請前に資料の方向性を確認しておくことをおすすめします。
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【この記事の執筆・監修者】
申請取次行政書士 鈴木 茂(すずき しげる) 東京都世田谷区大原(京王線・井の頭線沿線エリア)を拠点とする、在留資格・ビザ申請専門の行政書士。 永住許可、国際結婚、高度専門職などの複雑な申請において、入管の審査ポイント(事実の証明と資料の整合性)を的確に押さえたサポートを得意とする。忙しい外国人ビジネスパーソンやカップルに向けた、フットワークの軽い伴走型の支援が強み。
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